本好きアラフォー主婦ブログ

まだまだ読み足りない、もっと本に出会いたい

山本周五郎の本について

ご訪問ありがとうございます。

 

今日は本のご紹介ではなく、

 

昔読んで感銘を受けたけど、題名や本の名前を忘れてしまい、なんとももどかしいことになっている件についてです。

 

・・・自分が悪いんやろ、って言われちゃいますね。すみません。

 

実家には非常に多くの本があり、ジャンルもとにかく多岐にわたります。

 

その中で、中学生のころハマっていたのが、なんと

 

鬼平犯科帳の単行本でした。

 

なぜ中学生がそのような時代劇の本を読んだのか・・・?

 

実家のリビングには本棚が2つあり、常にあふれんばかりの本が置いてあります。

 

そこに置いてあったんです。

 

母は本が大好きですが、実は母の友人に母を超える本好きの方がいて、読み終えた本をくれたそうです。

 

その本がずらっと置いてありまして、その中の一つが

 

鬼平犯科帳でした。

 

弱いものを助け、悪をくじくその姿と、グルメな鬼平に魅了され、夢中になって読んでいました。

 

小学生の時、テレビで松方弘樹演じる遠山の金さんにハマり、よく見ていたのですが、遠山の金さんは、悪者を殺しはしなくて、裁きによって成敗しますよね。

 

でも鬼平は問答無用、悪は即刻切る!という、また違った時代劇のお話に、のめりこんでしまいました。

 

前置きが大変長くなってしまいました。

 

さて、その鬼平犯科帳の本の横に、山本周五郎の本が置いてありました。

 

鬼平のおいしそうな食べ物の数々と、気持ちのよい悪の成敗に魅了され、そのままの感じで山本周五郎の短編を読んだのです・・・。

 

もう、なんていうか、衝撃がすごかったんです。

 

清廉な人々の救われない人生が描かれていて、ショックでした。

 

その話がなんと冒頭でお話しした、

 

題名を忘れてしまった短編なのです。

 

あらすじももうぼんやりとしか覚えてなくて、

 

確か、兄と妹?または恋人同士?がいて、兄の帰りを待つけど、殺されてしまって、何も知らない兄が長い年月の後もどるというお話です。

 

説明が難しいな・・・。

 

ただ、その終わりの情景が、その時ショックを受けた影響のせいか、ずっと頭の中で巡り巡っています。

 

その人たちは何も悪いことしてないんです。

 

なのに、どうしてそんな結末なの、と。

 

・・・図書館で調べなさい!って感じですよね。

 

今度調べてきます。

 

山本周五郎の本はほかに傑作がいっぱいあるのを知っています。でもすみません、ぜんぜん読んでいないです。

 

人の無常ややるせなさを知ることが、自分自身辛いなって思ってしまって。

 

もちろん、そんなお話ばかりではないと思いますが、また気になったら読んでみようを思います。

 

本日は以上です。

 

ありがとうございました。