昔の人の思想を自分の仕事に生かしたい!【マンガ孫子・韓非子の思想】
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仕事をしていると、もっと効率よく仕事をしたいとか、改善したいとか、はたまた対人面で壁にぶつかったり、いろんなことがありますよね。
そんな時、テレビで孫子や韓非子の番組を見る機会がありまして、興味を持ちました。
現代のビジネスマンに人気の中国古典とか・・・。
うーんすごい難しい・・・!
こんな時はマンガに頼ります。
で、見つけたのがこの本です。
マンガ孫子・韓非子の思想 (講談社+α文庫) 文庫 – 1995/6/15
蔡 志忠 (著), 和田 武司 (翻訳), 野末 陳平 (監修)
とにかく個性的な絵です!
で、マンガなんですけど、字も多い!
でも、でも、言葉ひとつひとつの重さが半端ないー!!
はるか昔の言葉なのに、どうしてこんなに心に響くのか、自分の心をムチでうたれた気がします。
まず、孫子は孫武が書いた兵法書。孫武は軍事家なので、戦争に勝つためにはどうしたらいいのか?ということが書いてあります。
戦争に勝つとはどういうことなか、そこから考えていくのですが、目からうろこです。ただがむしゃらに勝ちに行くのは勝ちではないんですね。
この本を読んでなるほどなーと思いました。答えはぜひ読んで確かめてみてください!
ビジネスにおいても競争や勝敗がかかる時にはこの書がとても参考になるかと思います。
そして韓非子は思想家の名前です。
法家という学説の大成者ということなのですが、一国の王様が立派に国を治めるにはどうしたらよいか、ということが書かれています。
そして韓非子は
「明君の治める国に、書物は無用である、法そのものが教えなのだ」と説いています。
つまり、国をより強くするには法が大事ということ。
さらに法を使う、つまり運用するには術が大事と伝えました。
問題点を冷静に分析しており、その当時の王様を感嘆させたという方です。
私も特にそうなのですが、問題が起きると我を忘れ、感情的になることが多々あります。(いや、いつもか・・・)
そんな時韓非子の説いた法と術があれば、問題解決のヒントになること間違いなしです。
高校生の時、漢文の勉強をしましたが、難しくて、ぜんぜん理解できなかったけれど、こうやって違うアプローチから物事を見ると興味がわきますね。
マンガ、ありですよ!
さくっと読めてとても良いのでお試しください。
私はこれを機にいろんな中国古典を読んでみたいと思います。
本日は以上です。