大人になってから読んだ児童文学その2【よいこととわるいことって、なに?】
ブログを始めて一週間になります。
とにかくひたすら本のこと書いております。
ひたすら正直に書いています。
一時期、正直とか真面目とかそういう言葉に嫌気をさしていた時がありました。
小さいころから正直とかくそ真面目とか言われて、人生歩んできまして。
でもそれって最近、損してるんじゃないのかなって思うようになってしまって。
真面目にコツコツやれば、いつかうまくいく。いつか成功する。
でもダメな時のほうが多い・・・。心折れることのほうが多い。
でもでも!いまさら不真面目になれないんですよ!もう!悔しいんですが、無理なんです。で、最近このもやもやにはもう触れないようにしようと考えました。
話が逸れました。
とにかくひたすら書いて、コツをつかみたいと思います。
今日は、私の人生においても忘れない、あの日です。
8年前のあの日、多くの尊い命が亡くなりました。
あの日から、私はなにができるのか、私はどう生きるべきなのか、常に考えていこうと思っています。
これからも、自分に出来ることを、精いっぱいしたい、そして心はいつも亡くなられた方々のそばにありたいと思います。
さて、今回もこども向けの本ですが、私は本当に考えさせられた本です。
よいことと わるいことって、なに? (こども哲学)
出版社:朝日出版社 (2006/5/23)
著者について
オスカー・ブルニフィエ
哲学博士で先生。おとなをあつめて哲学の勉強をする会を開いたり、こどもたちが自分で哲学してみる場をつくったり、みんなが哲学となかよくなるために、世界じゅうあちこちの国で仕事をしてきた。
このこども哲学シリーズはどの本もおすすめです。
こどもの時にどうして?って思ってたことに鋭く、かつこどもたちにも答えを求めているのがいいですね。
大人になった今でさえ、どうして・・・って思う、対人間の善悪の感じ方の違いを、深く掘り下げていて、大人もぜひ読むと良い本だと思います。
そして、一番のおすすめが、この本が重松清さんが監修されているということです。
この本の最後尾に小冊子がついています。
その名も、
おまけの話、重松清。
先生の解説が書かれているのかなと思ったら、解説もありますが、主にお話が書いてあり、これが胸を激しく揺さぶられます。
日常生活でよくあるシーンで繰り広げられる、人それぞれの思いが描かれていて、私はまだまだ器の小さい人間だと思い知らされました。
小学生のお子様にはもちろん、大人の方もぜひぜひ読んでみてください!
本日は以上です。