なぜ本が好きなのか
今日はなぜ本が好きなのか、自分の考えを書いてみたいと思います。
- こどもの頃の親の影響
- 大人になってからの本に対する考えの変化
- 本そのものの質感が好き
- 現実逃避できる
まず、1について、こどもの頃は特に母親が大の本好きで、家の中に本棚がいくつもある中で生活していました。昔の著名な文豪の本は常に本棚の高いところに鎮座されていて、私はいつもその本たちを見上げながら過ごしました。
母の口癖は、「本はいい。人生を豊かにしてくれる。どんな本でも読みなさい。」でした。こどもの絵本から、児童書もたくさんあり、私のために数多く本を用意してくれていたことは、実は大人になってから気づいたことでした。
なぜなら、私はこどものころ、本がそんなに興味がなかったので、母の口癖もうっとおしいなと思うばかりでした。
今なら思う・・・なぜ、私は本を読まないのだ(怒)
本当にもったいないことをしました。
2について、これは特に結婚してからのことなのですが、大人になると、とにかく忙しい。やることだらけで、本にじっくり向き合う時間がなくなってしまいました。
それが、逆に本に興味のなかった私が、一気に本と距離を縮めるきっかけだったと思います。なかなか本のために時間をとって読書することが出来なくなってますね。
でも、ごくたまに、もうおおハマりした小説なんかは徹夜して読んでしまうんですが。
もう、とめられないんですよね、ほんの5分でも時間があれば、その小説の1ページでも読み進めて過ごしてます。
なかなかそういう本に出会うことはまれなので、これから出会えるといいなと思います。そのためには、日々の時間管理も大切なので、頑張りたいと思います。
3はずばり、本を手に取ったときの紙の質感です。
ざらざらとした装丁や写真がはっきりわかるような、照りのある表紙など、それだけを見ても楽しいですし、大好きな作家さんの分厚い本を手に入れた時の、幸せの重みや、文庫本のコンパクトさもかわいいです。
わたしはどこにでも本をカバンに入れて持って行ってるのですが、読みたいと思ったらわりと大きさが関係なく持って行ってしまいます。
最後に4ですが、私はストレスのはけ口をかなり本に求めています。本当は親しい人に愚痴や悩みを聞いてもらうのが一番なんだと思います。
でもそれをすることが辛いんですよね。相手に迷惑かけてるんじゃないかなとか、今度は相手の愚痴を聞かないといけないんじゃないのかとか、考えてしまうんです。
そんなとき、悩みごとにはそれを解決してくれるヒントになる本を読んだり、じっくり小説を読んで、現実逃避したり、ファンタジーの世界にどっぷり浸かると、自分の悩み少し和らぐ気がします。
以上、なぜ私が本が好きなのか、書いてみました。